【T5】トラベラー5の経歴部門
少しサボっていましたが、トラベラー5の紹介を再開します。いよいよキャラクター作成システムです。
(c) taka|写真素材 PIXTA
トラベラー5の経歴部門は以下の13種類です。
基本的に生まれた場所を離れずその地域の国家に属する一般市民。
例:民間人、従業員、店員、一般住民。
長い研究の末、一つの学術的な分野を極めた職業。
例:学者、教師、教授、研究者、科学者。
パフォーマンスの才に長けた職業。
例:俳優、作家、ダンサー、歌手、音楽家、シェフ。
もっぱら手作業において高品質な作品を作り上げる職業。
例:職人、工芸家、技術者、メカニック。
未踏の世界を調査・測量・開発する職業。
例:偵察局員、探検家、採掘者、ハンター。
商船を用いた貿易に従事する職業。
例:貿易商人、ブローカー、企業家。
軍隊、戦闘部隊で従事する職業。
例:兵士、戦士、重騎兵。
宇宙、もしくは海で宇宙船(船舶)で従事する職業。
例:海軍士官、海軍水兵、風帆船水夫。
海兵隊に代表されるエリート精鋭部隊の一員。
例:海兵隊員、特別奇襲隊員。
非合法な仕事に従事する職業。
例:詐欺師、海賊、泥棒、ならず者、マフィア。
政府や組織のために表に裏に活躍する職業。
例:スパイ、ボディーガード、外交官、大使。
政治的・社会的システムにおける高位者。
例:帝国貴族、統治者、政治家、族長、好事家。
主に政府機関内で働く職員。
例:役人、管理、公務員
これらの経歴部門は、いかなる時代・地域・テックレベルに依存しない普遍的な職業の集合を表す包括的なものです。
例えばテックレベル2の星系の槍騎兵も、帝国陸軍のバトルドレス歩兵も同じソルジャーになります。
いわゆる帝国海兵隊士官も地方惑星のコマンドー部隊員も同じマリーンです。
帝国貴族も未開人の酋長も国家元首も同じノーブルです。
これはいったいどういうことでしょうか?
例えばクラシックトラベラーにおいては、基本6経歴部門の他に、追加サプリメント「帝国市民」で12の経歴部門が存在しました。メガトラベラーでも18経歴部門あります。
これらは経歴部門=職業という意味合いが強いシステムでした。
この方式でいけば職業のバラエティを表現するのに、宇宙に存在する職業を全て経歴部門化しないといけなくなります。
トラベラー5では経歴部門を職業を表す集合体ととらえ、13の経歴部門で存在しうる全ての職業を表現しようと試みています。どのような種族、国家においても通用するユニバーサルな経歴部門を目指したのでしょう。ですので、各経歴部門はあえて訳さずカタカナ表記にしてみました。
キャラクター作成システムを見ないと、このユニバーサルさ加減が吉と出るか凶と出るか、にわかに判断はつきません。
ただ、これまでのトラベラーで表現しにくかった、芸能人や芸術家が表現できるのは大きなメリットです。銀河の歌姫も海原雄山もキャラクター化できますね。
次回以降、キャラクター作成システムの概観を見ていきます。

やっぱりキャラクター作成ルールはトラベラーの肝、あるいは華(?)なので、新しいシステムのトラベラーが出る度に最も興味ひかれる部分ですね。
引き続き紹介楽しみにしております。
>トラベラー5では経歴部門を職業を表す集合体ととらえ・・・・
>ですので、各経歴部門はあえて訳さずカタカナ表記にしてみました。
日本語的にピッタリの物がなくて難しいですね
私はこんな風に訳していました。
シチズン(Citizen)民衆
スカラー(Scholar)インテリ
エンターテイナー(Entertainer)アーティスト
クラフトマン(Craftsman)職人
スカウト(Scout)開拓者
マーチャント(Merchant)商人
ソルジャー(Soldier)戦士
スペーサー(Spacer)船乗
マリーン(Marines)武官
ローグ(Rogue)無頼漢
エージェント(Agent)代理人
ノーブル(Noble)貴人
ファンクショナリー(Functionary)役人
>taujunさん
コメントありがとうございます。
今回のキャラクター作成はなかなか一筋縄ではいきません。
各経歴部門に特別ルールがありますし、出身世界による取得技能の細分化、経歴部門参加前の学校ルールなどなんかややこしいです。
ちんたら読んでますので気長にお待ちください。
>psanさん
コメントありがとうございます。
訳しているうちに、日本語の意味範囲と英語の意味範囲の違いにイラッとなってカタカナで済ましちゃいました。psanさんの訳はいいですね。特にnoble=貴人とか。
Marines=武官だけちょっとイメージが違いました。Marinesというのはアメリカの海兵隊がモチーフなので、完全志願制の精鋭部隊という感じととらえています。ですので、無理に訳すと精鋭部隊員とか、エリート部隊員とかでしょうか。無駄に長いですね(汗)
アメリカ海兵隊とトラベラーの海兵隊との関連についてはまたどこかで書きたいと思います。