【レビュー】Venture Class Frontier Courier
ベンチャー級辺境特使艦とでも訳せばいいのでしょうか?D. B. Game Designから最初に発売された宇宙船サプリメントを紹介します。

「Venture Class Frontier Courier」は、150トンのジャンプ-2性能を持つ小型船です。
政府要人の星間移動などに使用されることが多いようで、デッキプランを見ても、少人数の人間を快適に輸送する目的が見て取れます。
デッキは2層に分かれ、上部デッキは艦橋と乗組員の居住スペース、下部デッキが乗客のスペースです。
乗組員3名、乗客3名でそれぞれに専用船室が割り当てられています。
限られた空間をうまく利用した適切なパッキングで各船室が配置されており、船室のトイレ、洗面台、シャワーブースまでそれとわかるように描き込まれています。
乗組員用船室のうち一部屋はダブルベッドになっているので、乗組員が4名でも対応できるだろうなという描写も芸が細かい。
特筆すべきは、長旅の無聊をなぐさめる施設が完備していること。ガーデン、プール、上映設備、ヴァーチャルリアリティマシンなどが備えられ、
(2009/02/17追記)よくよく読んでみたら、レクリエーション設備は乗員と乗客共通とのことで、「辺境特使艦では、レクリエーション設備を別々に用意するような贅沢は許されない」的な記載がありますので、思っていたよりゴージャスな船ではないようです。
一つ構造上の難をいえば、上下のデッキを移動する際に砲塔部を経由しなくてはいけない点です。
好意的に解釈すれば、おそらく乗客が上部デッキに上がってくることは想定しておらず、乗組員のみが移動するので運用上大きな問題にはならないと考えられます。
巻末にはマングース・トラベラールール準拠の宇宙船データとアドベンチャーフック3本が載っています。
さて、このサプリメントの印象ですが、なんと言ってもデッキプランが美麗です。
他社の味気ないデッキプランとは一線を画しており、細部の描き込みも秀逸です。
見ているだけで宇宙船に乗っている気分になってきます。
自分でデッキプランを描く際に細部の参考にもなるでしょう。
別売りで高画質のデッキプランのみのデータもあります。サプリメントに付いているデッキプランでも十分使用に耐えますが、大きく引き延ばして印刷したい方や、細部をじっくり堪能されたい方は手に入れても損はないでしょう。その場合は、サプリメントとデッキプランのバンドルセットがありますから、最初からそちらを購入される方がお得です。
2009年2月現在、2作目の「Ares Dragon class Mercenary Cruiser」も発売されています。こちらは800トン級の軍艦ですのでボリュームのあるサプリメント構成になっています。また目を通したらレビューしたいと思います。
Venture Class Frontier Courier
Venture Class 1″ scale maps
Venture Complete [BUNDLE]


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