【研究】トラベラー略語集
よく使われるトラベラーの略語をまとめてみました。
当初は簡単に書いていたのですが、書いているうちに中途半端に詳しくなってしまっています。またトラベラー開発の歴史や、現在活動中の出版社については、また改めて詳しく説明したいと思います。
(この記事は以前データベースを壊してしまい消えた記事です。すでに読んでいる方もいらっしゃるでしょうが、再掲させていただきます。)
参考サイト:
Traveller Mailing List FAQ|Traveller Wiki
参考書籍:
メガトラベラー/帝国百科(ホビージャパン)|RPGamer Vol.5「トラベラー大特集」(国際通信社)
■■■トラベラー略語集■■■
3I
→The Third Imperium
第三帝国:人類による最大の恒星間国家
AHL
→Azhanti High Lightning
アザンティ・ハイ・ライトニング型辺境巡洋艦
BD
→BattleDress
バトルドレス:最強の着用防具。着用者の筋力や感覚を増大する。これを身につけていないと使用できない高エネルギー兵器も存在する。
BITS
→British Isles Traveller support
イギリスのファン組織だったが、現在BITS UK Limitedとして法人になり、Far Future Enterprisesよりライセンスを受けてサプリメントを出版している。「101シリーズ」で有名。
CotI
→CITIZENS of the IMPERIUM
QLIのユーザフォーラムの名前。現在最も活発に議論が行われているトラベラーフォーラム。
CT
→Classic Traveller
GDWから出版された最初のトラベラー。1977年~1986年に展開され、GDWだけでなく多くの出版社がライセンスを受けて関連製品を販売した。
舞台となった年代は帝国歴1106。
DGP
→Digest Group Publications
GDWからライセンスを受けてClassic Traveller、MegaTravellerの良質なサプリメントを製作した会社。中でもジョー・フューゲイトはGDW社製の製品にも大きく寄与していた。
1993年、トラベラーのサポートを終了。ジョー・フューゲイトはDGPの権利と資産をロジャー・サンガー(Roger Sanger)に売却した。
FFE
→Far Future Enterprises
現在トラベラーの版権を持つ会社。マーク・ミラーはここでTraveller5を開発中。Classic Travellerのリプリント版を販売していたが、最近GDWから出たトラベラー製品のPDF版CD-ROM販売に力を注ぎ始めている。
FFW
→Fifth Frontier War
第五次辺境戦争:第三帝国とゾダーン(ゾダニ)連合間のスピンワードマーチ宙域における五度目の辺境紛争をさす。
FGMP
→Fusion Gun, Man Portable
フージョンガン:最強の携行型高エネルギー兵器。トラベラーをやっていたら絶対欲しくなるが、軍用のため入手困難と思われる。
GearHead
【スラング】ゲームの傾向としてハードサイエンス要素を重視するゲームマスター、プレイヤーのこと。新しい宇宙船、輸送機器、武器を設計することに喜びを見いだす人々。
GDW
→Game Designers’ Workshop
マーク・ミラー、フランク・チャドウィック等によりClassic Traveller、MegaTraveller、Traveller:The New Eraを出版した。1996年に倒産。
GT
→GURPS Traveller
Steve Jackson Gamesより出版されている汎用システムGURPSをメインルールに用いたトラベラー。従来のトラベラーと帝国歴1116年の時点で歴史が分岐したオルタナティブ ・ヒストリー(訳注:歴史のIF物の分野)な世界を扱っている。(ぶっちゃけ皇帝暗殺がなかったことになった)。そのため第三帝国は今も無事存続している。
精力的にサプリメントを発行しており、サプリメントの資料的価値も高いが、「GTはトラベラーではない」とGTを認めないファンも少なからず存在する。現在もサポート継続中。
IG
→Imperium Games
GDW倒産後、トラベラーの版権を確保したマーク・ミラーがトラベラーを存続するために参加した会社。Marc Miller’s Traveller(T4)を出版するが、1998年サポートを終了。
IMTU
→In My Traveller Universe
1.私のトラベラー世界では
2.自分のトラベラー世界を表すためのコード、「IMTUコード」の事を指す。
IISS
→Imperial Interstellar Scout Service
偵察局
IYTU
→In Your Traveller Universe
あなたのトラベラー世界では
LBB
→Little Black Books
Classic Travellerの最初のルールブックの愛称。
MT
→MegaTraveller
1986年にGDWから出版。Classic Travellerのルールを統合し進化させたルールは今もなおファンから大きく評価されている。
舞台となった年代は帝国歴1107年~。皇帝暗殺によって内乱状態に陥った第三帝国を描いていた。
MWM
→Marc W. Miller
マーク・ミラー:トラベラーの生みの親。現在Traveller5を開発中。
PGMP
→Plasma Gun, Man Portable
プラズマガン:強力な携行型高エネルギー兵器。フージョンガンと共に憧れの的。
QLI
QuikLink Interactive, Inc
Traveller20の出版元。ハンター・ゴードンによって設立され、トラベラーのライセンスを取得、Traveller20を中核に出版活動を行う。
ROM
→The Rule Of Man
人類の支配:第二帝国。ヴィラニ人の第一帝国を破ったソロマニ人(地球人)の恒星間国家。
RS
→Roger Sanger
ロジャー・サンガー:DGPがトラベラーのサポートを終了後、DGPを買収した人物。DGP製品の再販はこの人物にかかっているが、マーク・ミラーとの版権交渉はもつれているようである。
SJG
→Steve Jackson Games
GURPS TRAVELLERの出版元。
SOM
→Starship Operator’s Manual
DGPから出版された宇宙船の技術・運用マニュアル。GDW製品ではぼやかされていた技術的な内容がてんこもりの優れ物だが現在は入手困難。
T20
→Traveller20
QLI社から出版された、D&Dなどで有名なD20システムを使ったトラベラー。
主に舞台となる年代は帝国歴993年。
現在もサポート継続中。
T4
→Marc Miller’s Traveller
帝国歴0年を舞台にしたトラベラー。CT→MT→TNEと続いてきた歴史に続く4番目のトラベラーというところからT4という略称が一般化。
舞台となる年代は第三帝国勃興時。
現在はサポート終了している。
T5
→Traveller5
現在マーク・ミラーが開発中の五番目のトラベラー。2007年完成予定。
TNE
→Traveller:The New Era
1993年にGDWから出版された三番目のトラベラー。これまでのシステムと違い20面体ダイスを使った新しいルールを構築、よりリアルなゲーム性を打ち出した。
舞台となった年代は帝国歴1200年代。皇帝暗殺による内乱後の、第三帝国の崩壊を描く。第三帝国が崩壊するにあたっては失望したファンも多かった。
GDWの倒産によりサポートは終了したが、その後Avenger Enterprisesより続きの歴史を描くソースブックが出版されて現在もサポート継続中である。(TNE:1248)

現在、Far Trader の翻訳を行なっているところでしたので、とても助かりました。
私の英語力(+機械翻訳)でThe Rule of Man を和訳すると、マンの決まり、になってしまい意味が通りませんでしたが、
The Rule Of Man → 人類の支配
これならば、ばっちり大丈夫です。有難うございました。
山中さん
お役に立てて良かったです。
トラベラー特有の言葉は通常の機械翻訳では難しいですから、一つ一つユーザ辞書に登録しておくと後がラクですよね。
トラベラーサプリメントを読む上でのトラベラー専門英和辞書のようなものがあればいいですよねえ……。