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(20) 橘 健
2009-01-25(Sun) 01:01:19

伽羅様

はじめまして。

キャロランでの内戦ですか。
面白いところですね。

私はあまり多くの意見は申せませんが…

>ゾダーンの能力を持ち、帝国的な考え方をするゾダーン人って設定だめですか?

ゾダーンにもいろいろな人格者があって然るべきなので、聞き流されて構いませんが、私の考えとしては「なし」です。
帝国的な考えを持った時点で、ゾダーン内での出世は望めなくなりますので…
内戦に介入するならゾダーン全体での何らかの理由付けが必要になると思います。
また、ハイテク兵器の導入ですが、ゾダーン側のほうが消極的になるのではないでしょうか。
仕掛けた側はゾダーンなわけですが、彼らの最大のアドバンテージは超能力にあるわけで、互いに強力な兵器使用に制限のあるこの状況では、これを無効にする高TL兵器の導入には、あまり熱心にはならないと思います。

なんだか余計なことを書き込んだような気がしますが、一応こういった考えもあるということです。


(19) 伽羅
2009-01-23(Fri) 16:21:09
url 

>アルマミ女史は、ゾダーン人ですから本音と建前の使い分けという帝国人みたいな真似はできません。

う~ん・・・
個人的にこの方の設定は、私的には違っております。
もっと悪党と言う感じでお願いしたいです(笑
ゾダーン人ではあるが、母方が帝国人だとか・・・です。
ですから真似ができるって・・・立場を認めさせたいって。
ゾダーンの能力を持ち、帝国的な考え方をするゾダーン人って設定だめですか?

>反重力戦車
この辺は、どうにでもなりそうですね。
今回は、TL14~15の兵器(大型戦闘艇)を登場させるために作った設定ですので、お許し下さい♪

>通報義務
う~ん・・・
キャロランは、協定国家によって封鎖中でどうでしょう?
帝国とゾダーンは、互いに武器流出の監視と供与状態の報告を行なっている設定です。
供与は、不正があるかもしれないので、アーデン連邦を介して行なっていますが、完全なる協定の履行は・・・無理でしょうね。

>モースとドランが争奪の対象としている鉱山についてのアイデアです。
面白いですね。
それなら鉱山は、協定国が警備しているのはどうでしょう?
モース側もドラン側も手出しできなくなりますが・・・
でもキャロラン国民の反感も買いそうですが・・・><

細かい部分は、シナリオで補完すると言うのは如何でしょうか?
少し、考えてからまた投稿したいと思います。


(18) 大島
2009-01-22(Thu) 21:28:14

伽羅 さま

レアメタルとアルマミ女史の動機

 ゾダーン通商部の評議員のアルマミ女史ですが、かなり押しの強い人物のようですね。彼女の動機が気になります。彼女は、キャロランからの帝国の影響を払しょくを目的に行動していますが、彼女の本当の目的は別にあるのではないでしょうか。キャロランのレアメタルの確保の必要性が先にあり、そのための手段としてキャロランへの緩衝政策を主張しているのだとすればどうでしょうか。
 アルマミ女史は、ゾダーン人ですから本音と建前の使い分けという帝国人みたいな真似はできません。彼女の故郷では、安価なキャロラン産のレアメタルに対する需要が大きかったとしても公人としての立場では、レアメタル確保のためにキャロランに対する影響力拡大という政策を主張することはできなかった。帝国の脅威に備えるためという大義名分を口にして干渉政策を正当化したというのはどうでしょうか。彼女に賛同する人々は、戦時に帝国がキャロランに秘密基地を設け、ゾダーンに対する通商破壊作戦を実施する可能性を恐れて彼女の政策を支持したのです。アルマミ女史の見え透いた主張よりも帝国を恐れる貴族たちの主張が指示された結果、キャロラン干渉政策が実施されることになったというアイデアです。

 最終的にゾダーンが大型戦闘艇を投入したことから帝国も大型戦闘艇を投入することになります。レギュレーションから帝国が投入できるのもTL14の大型戦闘艇ということになります。モースは、帝国海軍が払い下げた旧式大型戦闘艇をパイロット込みで導入することになるのでしょう。ここで一つ疑問があります。キャロラン内戦は主に地上での戦いを中心とする局地戦です。大型戦闘艇よりもZ-80のような反重力戦車を投入すべきではないでしょうか。帝国にも同じくTL14のトレピダがありますし、反重力戦車は飛行も可能ですから空中戦も可能です。
 TL14の兵器が投入された時点で帝国やゾダーンにとってこの紛争に陸戦兵器の実験場として価値が出てきます。TL14のトレピダが広く普及していることから帝国の陸軍や海兵隊でもTL14の装備が未だ主力のようですから実験場としての価値があるのではないかと思います。
 
 モースとドランが用いている輸入兵器ですが、用いられているTLの均衡をどのように行っているのでしょうか。輸入される兵器については軍縮政策の一環として導入された輸入兵器に対する相互通報制度が内戦中も機能していることにしてはどうでしょうか。

 モースとドランが争奪の対象としている鉱山についてのアイデアです。紛争に巻き込まれて採掘作業が遅れたり
鉱山施設が破壊されたりしたら意味がありません。そこで両国の間で協定が結ばれ、鉱山地帯は中立地帯とすること、最終的な帰属が決まるまでは鉱山は双方の出資による採掘企業が採掘を実施するということにしたらどうでしょうか。個々の戦闘の勝者には半年間だけ鉱石を独占的に購入することが許されるとするのです。
 キョロランの中立勢力の提案による戦闘抑制案を発端とした制度ということにしてください。戦力の不足と国際環境から外国人傭兵を使った小規模な紛争が散発する状態を規制しようという案だったのですが、戦争のゲーム化と長期化をもたらすことなったのです。
 
 帝国やゾダーンの民衆からすればレトロな兵器を用いた戦闘の様子を映した映像はちょっとした娯楽になりえます。半年に一度の戦闘は、キャロランにとって観光資源と化してしまったというアイデアはいかがなものでしょうか


(17) 大島
2009-01-22(Thu) 21:28:13

伽羅 さま

レアメタルとアルマミ女史の動機

 ゾダーン通商部の評議員のアルマミ女史ですが、かなり押しの強い人物のようですね。彼女の動機が気になります。彼女は、キャロランからの帝国の影響を払しょくを目的に行動していますが、彼女の本当の目的は別にあるのではないでしょうか。キャロランのレアメタルの確保の必要性が先にあり、そのための手段としてキャロランへの緩衝政策を主張しているのだとすればどうでしょうか。
 アルマミ女史は、ゾダーン人ですから本音と建前の使い分けという帝国人みたいな真似はできません。彼女の故郷では、安価なキャロラン産のレアメタルに対する需要が大きかったとしても公人としての立場では、レアメタル確保のためにキャロランに対する影響力拡大という政策を主張することはできなかった。帝国の脅威に備えるためという大義名分を口にして干渉政策を正当化したというのはどうでしょうか。彼女に賛同する人々は、戦時に帝国がキャロランに秘密基地を設け、ゾダーンに対する通商破壊作戦を実施する可能性を恐れて彼女の政策を支持したのです。アルマミ女史の見え透いた主張よりも帝国を恐れる貴族たちの主張が指示された結果、キャロラン干渉政策が実施されることになったというアイデアです。

 最終的にゾダーンが大型戦闘艇を投入したことから帝国も大型戦闘艇を投入することになります。レギュレーションから帝国が投入できるのもTL14の大型戦闘艇ということになります。モースは、帝国海軍が払い下げた旧式大型戦闘艇をパイロット込みで導入することになるのでしょう。ここで一つ疑問があります。キャロラン内戦は主に地上での戦いを中心とする局地戦です。大型戦闘艇よりもZ-80のような反重力戦車を投入すべきではないでしょうか。帝国にも同じくTL14のトレピダがありますし、反重力戦車は飛行も可能ですから空中戦も可能です。
 TL14の兵器が投入された時点で帝国やゾダーンにとってこの紛争に陸戦兵器の実験場として価値が出てきます。TL14のトレピダが広く普及していることから帝国の陸軍や海兵隊でもTL14の装備が未だ主力のようですから実験場としての価値があるのではないかと思います。
 
 モースとドランが用いている輸入兵器ですが、用いられているTLの均衡をどのように行っているのでしょうか。輸入される兵器については軍縮政策の一環として導入された輸入兵器に対する相互通報制度が内戦中も機能していることにしてはどうでしょうか。

 モースとドランが争奪の対象としている鉱山についてのアイデアです。紛争に巻き込まれて採掘作業が遅れたり
鉱山施設が破壊されたりしたら意味がありません。そこで両国の間で協定が結ばれ、鉱山地帯は中立地帯とすること、最終的な帰属が決まるまでは鉱山は双方の出資による採掘企業が採掘を実施するということにしたらどうでしょうか。個々の戦闘の勝者には半年間だけ鉱石を独占的に購入することが許されるとするのです。
 キョロランの中立勢力の提案による戦闘抑制案を発端とした制度ということにしてください。戦力の不足と国際環境から外国人傭兵を使った小規模な紛争が散発する状態を規制しようという案だったのですが、戦争のゲーム化と長期化をもたらすことなったのです。
 
 帝国やゾダーンの民衆からすればレトロな兵器を用いた戦闘の様子を映した映像はちょっとした娯楽になりえます。半年に一度の戦闘は、キャロランにとって観光資源と化してしまったというアイデアはいかがなものでしょうか


(16) 山中
2009-01-22(Thu) 11:05:42

レアメタルの話題

> 大島 さま  伽羅 さま
> キャロラン内戦はいつ頃の設定ですか。第五次辺境戦争の前や反乱以降だと大分イメージが変わってきますので

 私も、これは重要だと思います。帝国とゾダーンの行動指針に関わってきますので。
 個人的には、第五次辺境戦争前(1105~1107年頃)を希望しますが、戦後(1111~1120年)のシナリオでも良いかも知れません。
 公式設定で、キャロランがアーデン連邦に併合されるのは、1121年でしたよね?


> VALIS さま  伽羅 さま

> 各陣営がやっきになって確保しようとするレアメタルはいったいどのようなメリットを持つ鉱物なのでしょうか?

> ①ランタン・・・いいですねぇ♪300crで発見率5%・・・
> う~ん希少価値の香りがします。

 上記の価格と発見率は、松永様の「Captain」からの抜粋でしょうか?
 松永様の注意書きにもあったと思いますが、鉄鉱石の発見率を100%とした場合の、レアメタル発見率が5%という意味ですので、ご注意ください。
 私も「Captain」を読んでから、レアメタルについて勉強しましたので、いくつか補足情報を。

 ランタン(La)は、ランタノイド系のレアメタル数種類が化合したモナザイトという鉱石を精錬して得られます。ですから、同じ鉱山から、セリウム(Ce)、ネオジウム(Nd)、サマリウム(Sm)、ガドリニウム(Gd)などが一緒に得られると考えることもできるでしょう。
 テックレベル5のキャロランでは無価値な鉱石ですが、テックレベル8のアーデンや、さらにテックレベルの高い帝国やゾダーンでは、珍重される資源でした。


> ②スカンディウム・・・私は、これを考えていました。20000crですし。
> 馬鹿売れしませんか?

 スカンジウム(Sc)の価格は、単に「手に入らないから」という理由によるもので、必ずしも、それだけの価値があるという訳ではなさそうです。
 手元にある参考文献によれば、スカンジウムは単独での鉱床(鉱石)を作らず、ウラン鉱石を精製した際の副産物としてのみ、得られるそうで。
 昔、キャロランに存在したウラン鉱山。すでに掘り尽くされて、何の価値もないと思われていたが、再調査によって、鉱石くずの中からスカンジウムを発見した。というシナリオならばOKでしょうか?

 利用できる分量が限られているので、利用分野も限られてしまい、つまり、大した使い道はありません。「耐熱性の高い軽量金属」としての利用も考えられますが、その前提として「安価に入手できること」という条件がありますので、2万crの高値では売れませんね。


 私としては、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、タングステン(W)の7種類がお勧めです。極端に高価なレアメタルは、供給も需要もごく僅かですが、この7種類ならば、それなりに量も扱えるでしょう。

(15) 伽羅
2009-01-21(Wed) 16:18:03
url 

>VALISさま

おお!誰も触れない核心部分を突きましたね><
きゃ~(笑

現在、このように考えています。
当然キャロランでは不必要な物質で、希少価値があるものを・・・

①ランタン・・・いいですねぇ♪300crで発見率5%・・・
う~ん希少価値の香りがします。
②スカンディウム・・・私は、これを考えていました。20000crですし。
馬鹿売れしませんか?

(14) VALIS
2009-01-21(Wed) 12:31:35
url 

>伽羅さん

コリアンダー級をうまくからめたシナリオソース、大変面白く練り上がってきましたね。

一点、ディテールを詰めたいのがレアメタルの設定です。
各陣営がやっきになって確保しようとするレアメタルはいったいどのようなメリットを持つ鉱物なのでしょうか?

トラベラー世界ではランサナム(ランタン)というジャンプドライブ内のジャンプコイルを作成するのに必要な物質が有名ですね。

現実に存在するレアメタルにはチタン、クロム、コバルト、モリブデンなど様々な種類がありますが、この際、架空のレアメタルを作り出すのも面白いかもしれません。

>大島さん

投稿が重複していたので重複分を削除しておきました。



(13) 伽羅
2009-01-20(Tue) 05:44:35
url 

おはようございます。

>大島さま

レアメタルの件につきましては、双方に需要があると思います。
ゾダーンは基本的に不可侵と考えております。
故に、キャロランの状況が中立ならば問題なかったと思います。
しかし、今回はキャロランの政府が、帝国よりであった事が、その素因であったとしました。
ついで、女史とその協力者が、この問題を複雑にしてしまい、戦乱を混乱させているとしました。
ゾダーン政府自身は、キャロランを特別視していたわけでなく、女史に嵌められたとお考え下さい。
アーデンは基本的に漁夫の利を得る立場としました。
このほうが、シナリオ作るときに不安定要素があって楽しいかと思いましたので♪



(12) 大島
2009-01-19(Mon) 23:21:19

伽羅 さま
ご苦労様です。

レアメタルですが、帝国だけでなくゾダーン連盟やアーデン連邦に需要がないのでしょうか。帝国だけ需要があるというのもおかしいと思うのですが…

 両陣営で傭兵が活躍しそうですね。高度なTLの兵器に依存した戦いになりますから自国の兵士では運用ができなくなります。訓練を受けた兵士だけなく整備兵なども雇わなければなりません。兵器と人員を国外に依存するのですから多額の資金が必要になり、徴兵による自国軍の増強に予算を回せなくなっていてもおかしくありません。
 
 ゾダーンの動機は、帝国の影響力の排除ですから最終的にキャロランが帝国の従属国にならなければ問題がないわけです。ゾダーンの選択肢の一つにはアーデン連邦によるキャロラン併合も含まれているのではないでしょうか。アーデン連邦は帝国とゾダーンとの間でバランサーとしての役割を果たしつつ利益を上げているという構図が面白そうです。

 開戦前のキャロランはレアメタルによって好景気に沸いているわけですが、普通、好景気のときには紛争は発生しません。そこでレアメタル鉱山の分布がモース側に有利であり、ドラン側ではレアメタルの産出量が減少傾向にあり、経済が行き詰ったということにします。モースとドランの間で国境係争が続いている土地で新たなレアメタルの鉱脈が発見されたとすれば、ドランが自国領として確保に動いてもおかしくはないと思います。

 キャロラン内戦はいつ頃の設定ですか。第五次辺境戦争の前や反乱以降だと大分イメージが変わってきますので

(11) 伽羅
2009-01-19(Mon) 19:42:06
url 

トラベラーシナリオ キャロラン内戦(第二項)

【背景】
ゾダーン地域と接する帝国との緩衝地帯。
ここは不可侵領域として協定が結ばれており、安全地帯として存在していました。
しかし、これは二つの巨大な国家が勝手に作り上げた領域であり、その安全地帯にも多くの星系が存在している事も事実でした。
その中の一つキャロランは、特に珍しくも無い惑星系でした。
しかし、この星系でレアメタルが発見されたことが、状況を一変させてしまいました。
このレアメタルは、帝国で重宝されており、かなりの価格で取引できたのです。
好景気に沸き、帝国との絆を強めようとするキャロラン。
ゾダーン側は、この事実に危惧して、キャロランに干渉する事にしたのです。
これが、キャロランの内紛を招き、内戦状態へと陥らせたのでした。



「よいですか皆さん!憂慮すべき事態になりつつあるのです」

声高く議事堂内で演説しているのは、ゾダーン通商部の評議員のアルマミ女史。
彼女の父はクロムドラブルの一人であり、彼女自身も優秀な議員の一人でした。
女史は、今回の件を足がかりに、議員内で力をつけてクロムドラブルへの道を開けようと思っていました。

「ゾダーン領域への脅威となる事実を放置するわけにはいかないのです!」

ゾダーンの会議で、女史の提案は認められました。
確かに帝国の脅威が迫っている事を、彼女は議員たちに認めさせたのです。
彼女の提案通り、ゾダーンはキャロランへの干渉を行なう事にしたのです。


この惑星では、政治的には連合国家であり、特に二大国モースとドランの意思が、この星系を形作っていました。
そして現在は、モースが代表国として連合国家の政権を担っていたのです。
まずゾダーンは、ドランとモースとの確執に注目しました。
ドランの大統領府と秘密裏に接触する事で、彼らを自らの陣営に引き込もうと画策したのです。
巧妙な政治工作で、ドランは、ゾダーンの傀儡政権となってしまいました。
ゾダーン政府の傀儡政権となってしまったドランは、キャロランの政権を奪取する為に動き出します。
ドランは、モースの政策(帝国への通商強化政策)を非難し、連合国家の代表大会で、モースから政権奪取を図ろうとします。
しかし、ドランの多数派工作は失敗してしまいます。
あまりにも強引なドランの政治工作は、キャロラン同盟国の顰蹙を買ってしまったからです。
逆にドランとその衛星国は、孤立的な政治的立場に追い込まれてしまったのでした。


「まずい事になりましたねぇ・・・」

ゾダーン通商部から派遣されてきているネイル氏は、ドラン代表部の席で頭を悩ましている代表を見下ろします。
その鋭い目に、代表の表情が強張ります。

「いったい、どうしたらいいのでしょうか・・・」
おどおどした態度で、ネイル氏に尋ねる代表に、彼は一言伝えるのでした。
「力尽く・・・しかないでしょうね」


ゾダーンとドランは、強攻策を取ることにしました。
モース側諸国が、レアメタル鉱山の独占を画策していると非難すると同時に、軍事的な行動に移ります。

▲事態推移▲
×月×日 ドラン側は、レアメタル鉱山第一鉱部を強行に占領。
       ついで、自警軍を配備
×月×日 モース側も鉱山への進駐を開始

×月×日 ドラン議会は、同盟諸国と自国民にモース側の不正を訴える声明を発信
       声明発信から5時間後、ドラン軍の機械化部隊がモース側へ侵攻
   ×日 ドラン側侵攻と同時に、ゾダーン側から“キャロラン内戦への不干渉協定が提案される

       ドラン側モース側ともに武力衝突を繰り返し、前線を形成する
       しかしドラン側の意図に反して、モース側の対応が素早く、侵攻が予定通り進まなかった
       
×月○日 不干渉協定について、関係宙域国(帝国、ゾダーン、アーデン連邦その他)で協議される
○日 不干渉協定について、各国の同意をとりつける(帝国の意思不一致とゾダーン外交の勝利)
   ○日 レアメタル鉱山での大規模戦闘終結。ドラン側後退

×月○日 ドラン側にゾダーン兵器が秘密裏に供与される(ドラン側は武器商人から供与と公表)
   ○日 ドラン側からゾダーン兵器による攻撃が始まる
   ○日 ゾダーンの兵器による損害が多く、モース側の後退(戦略的撤退)が全ての前線で確認

×月○日 ゾダーン兵器の件が、不干渉協定に抵触するとアーデン連邦、帝国側が抗議
       しかし、直接供与の事実が確認できず、協議は決裂
   ○日 モース側から帝国への武器供与の打診が秘密裏にあり
   ○日 帝国側は、これに対して無回答とするも、アーデン連邦との秘密協議をおこなう

×月○日 帝国は、武器商人によるモース側への帝国武器供与をアーデン側に認めさせることに成功
   ○日 モース側に最初の帝国兵器が到着

×月○日 前線で初めて、帝国、ゾダーン兵器による応酬があり、事態は膠着状態へと陥る

ドランはゾダーンの軍事援助を得ると同時に、モースへの戦争行為に走ったのです。
ゾダーンの軍事援助は限定的なものでしたが、モースの軍事力が抵抗できるはずもありませんでした。
次々と攻略されるモース側拠点。
軍事的成功とともに、ドラン側に賛同を多くするキャロラン小国家たち。
キャロランの政治的動静は、ドラン側へと傾きかけていたのです。
モースは、事態の打開の為に、何らかの手を打つ必要がありました。
ドランの攻撃が、ゾダーンの軍事力を背景にしている事は、モースも理解していました。
いつも決定的な戦闘で、ゾダーンの兵器が目撃されていたからです。
キャロラン政府として、モースは帝国に助力を求めました。
ゾダーンの兵器に対抗する為には、帝国の助力が必要だと判断されたからでした。
モースの申し出に、帝国は表面的に拒絶の対応をとります。
しかし、制限的な軍事的援助を行なう事には、やぶさかではありませんでした。
ゾダーン側の対応に、苦々しい思いの帝国は、アーデン連邦と協議し、帝国の武器供与を認めさせようとします。
アーデン連邦は戦火の拡大を望んでいなかったので、ゾダーン兵器と同TLの兵器しか供与されない旨を条件に承認したのです。

「まあ、良いではないか・・・しかし帝国も姑息な手を使うのう・・・」
「この戦い、恒星間通商自体に被害がでておらん。キャロランの外気圏領域だけが戦場の舞台でしかない」
「帝国が我々アーデン連邦支配化の領域で、武器商人を使うなら、我々にもその利益が入るだろう」
「そして・・・」

「?」

「その商人を操作する事で、どのようにも戦争をコントロールできると言うわけだ」

モースへの帝国武器の輸送にも、ゾダーン側と同様に武器商人が使われたのです。
しかしこの事が、キャロラン内戦にいっそうの混乱を招きました。
膠着状態を打開する為にモース、ドラン軍は作戦ではなく、武器の優劣に期待するようになっていったのです。
TLの高い武器の使用は、既存の兵器類を陳腐化してしまい、抵抗できない状況を生み出しました。
通常兵器または、TLの低い武器を装備している軍隊の戦闘は、虐殺の様子を呈していたのです。
故に、両国は、高TLの兵器を望み、武器商人たちも徐々にその要望に答える様になってしまいました。
この状況に驚いた不干渉協定の各国は、アーデン連邦で協議を重ねました。
協議の結果、各国は協力して、武器の供与先を取り締まる事になりました。
しかし、これは、帝国側は、ゾダーン兵器を、ゾダーン側は帝国兵器を取り締まると言う愚作でした。
互いに相手側を信用しない対応に、アーデン連邦はこの作戦には不参加の立場をとります。

宙域では、ゾダーンと帝国側の艦艇のもと、相手側の兵器だけ臨検すると言う不可思議な状況が推移していました。
外気圏内では、ゾダーン兵器と帝国兵器の応酬が続きますが、限定的なもの故に決定的な戦果を得る事ができず、戦闘が膠着状態となっていました。

これにゾダーンのアルマミ女史が過敏に反応しました。

「ネイルさん・・・キャロランでの状況が、あなたのお話とだいぶ違ってきているようですね・・・」
「ハイ。私の不徳と致すところです」

「このままでは、私の立場も苦しくなってしまいます。それで・・・」
「それで?」
「例の計画を進めるように支持しました。ネイルさん!あなたもそのつもりで・・・」

突然ドラン側基地に、TL14の兵器である“大型戦闘艇”が確認されます。
協定各国は、ゾダーン側に詳細の報告を求めますが、ゾダーンからは明確な答えが得られません。
武器商人が破棄したはずの大型戦闘艇を手に入れて、ドラン側に渡したと・・・
突如として登場した強力な兵器に、キャロラン内戦は、混沌の度合いを深める事になるのでした・・・

①時系列を長くしました。
TLの兵器が武器商人によって徐々に供与されてゆく様を列記しました。
②アーデン連邦を参加させました。
キャロランが併合された理由を、この内戦に求める為にアーデン連邦を参加させました。
連邦は、この戦争を武器商人を使って、コントロールすると言う役割を考えています。
③宙域の状況を書き加えました。
不可思議な臨検をサービスとして♪外気圏内の限定戦闘を演出しました。


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